「24時間シート」はユニットケアに限らず、何らかのケアやサポートが必要とされる場面では必要な考え方であり、作成されなければならない計画です。なぜならば
- ①入居者自身の意志によって普通の生活を介護施設で実現させたいとの思いや
- ②入居者が自由に自分らしく暮らすこと
- ③そのために入居者一人ひとりのことを十分把握したうえで、必要に応じてサポートすること
- ④そして、一人ひとりが望む暮らしの情報を職員が共有し、介護者による差の無い介護ができるよう周知徹底していくこと
に、この「24時間シート」が役に立つからです。
ユニットケアにおいては、介護者と入居者との関わりの状況から、最も適したものと言えます。
そこで、「24時間シート」をより有効に活用するために、次の7つの視点で再度「24時間シート」の効用を見つめていきたいと思います。